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大人のピアノ学習者です。 2006年1月より現在の先生に就いて基礎のやり直しを中心にレッスン受講を再開しました。
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今週のレッスン、あまり練習して行けなかった、しまったなぁ~・・・

バッハ・シンフォニアで、どうしても弾きにくいところがあると先生にアドバイス求めたら、
フレージングどうなっている?と聞かれたので、え?なにそれ??

あれ、教えなかった?といわれたので、いいえ、初めてききました、と。

で、基本を教えていただいたのだけど、
なにこれ・・・めちゃ重要なことじゃないのよ、バッハの基本のひとつなのでは??

つい先ほどまで暗譜したほうの曲は、上がりといわれそうになっていたのに。
弾きにくい箇所について訊ねてよかった。

このフレージングを意識してサラってまた来週見せて、と言われたから、
なんとなく、また暗譜しなおしのような気分。
この日に教えてもらった事を意識して弾くと、随分違うのです、、雰囲気がいかにもバッハらしくなるような気がします。

初めに教えていただきたかった、、これ。

そしてフレージングとアーティキュレーションの違いがいまひとつよくわからなくて
例を示してもらって教えてもらったのだけど
まだピンとこない。
これから練習を積んで色々な曲を練習すればすこしづつ分かってゆくかしら。


べトベン、バリエーション2と3でつまづいている途中。
指番号をきめて書き込んだら少し楽になったので
練習中。

4はコントロールが難しくて、内声のスタッカートをもっと篭ったかんじの、沈んだ感じで、同時にソプラノとバスは響くように弾きたいんだけれど
指がいうこと聞いてくれません。苦心中。

もっと練習時間、もてるようにテキパキ生活しないと。
でも、もともとのんびりした性格なので、テキパキ物事をすると、ストレスたまるのよね・・・
ストレスは美味しい物を食べて解消でしょうか。
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い・い・忙しい・・・・毎日になっています。
この秋からのピアノ、どうしよう、月2回、3回に変えてもらおうか。。。
レッスン、続けられるのか???などとも考えてしまったり。

でも、しばらくピアノに触れなかったら、道を歩いているときとか、移動中が多いのだけど、
頭の中でいろんな曲が鳴って来てしまって、止まらない。
ううううだめだぁ~~やっぱりピアノはなんとしても続けなければ!

わたしの生活では、ピアノを最優先させることはできない。
でも唯一の生きがいとして、趣味としては最優先になるもの。
趣味がまだできている間はマシなんだろう。
趣味がまったくできなくなってしまったら、厳しい生活ってことなんでしょう。


レッスン再開はまず復習?から。
これから先のことは、
べトベン32の変奏曲を一通り譜読みが安定して、
シンフォニア2曲が暗譜完了したら、
バッハの平均率にはいるって先生が言ってくれた。
はやく平均率が習いたいから、べトベンがんばるぞ。
いやそうでなくとも、
このべトベンはかなり気に入っています。いい曲です。


明日は日曜日、ってことで久々の夜更かしをして「篤姫」をネットで見ながら
ボロボロ感涙していたらこんな真夜中になってしまった。
外では週末の夜だから車のクラクションがうるせーーーーんだけれど。


久々の生・グランドピアノはやはり気持ちがよい&鍵盤が重くて、難しかったです。

 

barbier2.JPG





生まれて初めて、オペラの生舞台を見に行きました。
場所はオペラ座バスチーユ。


オペラを家で楽しむようになったのはここ数年のことです。
安価なDVDが発達したお陰です。


DVDのいいところは、字幕も入る、字幕を観ながら家でゆっくり何回かに分けて観られるということです。
やっぱりオペラ全幕は長いですからね。

字幕を見ながら家で観ていると、ストーリーも解ってくるし、アリアなどの歌詞も理解できるからより共感したり感動しやすい。

わたしの場合、初めてみたのは魔笛だったか、フィガロの結婚だったか。
しかも「映画」です。

魔笛はスエーデンの映画監督、 イングマール・ベルイマン の映画で、これがとてもよくできている。
綺麗で、おもしろく、そして歌もとてもよい!
さすがモーツァルト、美しいです。
それがよくわかる上出来の映画。

フィガロの結婚も、ホンモノのオペラ歌手が歌っているのを映画形式に撮影したもの。
ベイルマンの魔笛よりはよりオペラに近い映画ですが。
ベイルマンのほうはより映画というか・・(笑)
やはりモーツァルトの音楽だから・・綺麗!
そしてストーリーの面白いこと、何度も繰返して見たくなる、こちらも優れた出来のオペラ映画だと思います。

映画魔笛、フィガロの結婚に味をしめて、他の作品も見るようになりました。
ドン・ジョバンニ。
ラ・ボエーム。
蝶々夫人。
セビリアの理髪師。

セビリアの理髪師はコメディで笑える場面満載のオペラです。

そうこうしてオペラ作品にDVDで馴染むようになってくると、次は生舞台を見に行きたい!ということになる。

そうしてチケットを購入した初オペラがセビリアの理髪師です。

家のDVDは、歌手が有名な「チェッチリア・バルトリー」です。
舞台演出はクラシックでしょうか、とてもよく出来ています。

さてこの晩のパリ・オペラ座、新しい演出でした。(演出は2000年の作品だそうですが)
まず舞台美術。
クラシックな演出では普通のヨーロッパの服装に家の装飾なのですが、、
この晩のオペラ座は、まるでアラブ世界でした。
まあ、セビリアというのはその昔500年ほどイスラムに占領されていたそうなので、アラブ文化が色濃く残っていることは事実のようです。 
しかしここまでアラブですか・・・というほどアラブでした。
服装もまるでアラブ。
女主人公はアラブ女性のあの、ベールを顔につけているし。
まあ、家に閉じ込められた昔の結婚前の女性、というコンセプトはよく強調されています。

主人公のひとり、フィガロの衣装は無国籍風で、足にはアディダスの?スニーカー(汗)、袖に複数の携帯電話がくっついて、現代風。
商売道具の理髪用具はいまどきの女優ミラーのように色とりどりのランプがついていて、その用具箱を客席に向かってあけてランプをパチパチとつけて見せます。その瞬間客席からはクスクスと笑い声が。

女主人公の恋人、伯爵役の歌手、歌はいいけれど、チビな人で、顔もちょっと??な感じで、、、
伯爵という感じでは全然なく、どちらかというとこっちが理髪師??!
違和感たっぷりありました。


伯爵役や女主人公のロジーナ役にも違和感感じながらも、歌声は素晴らしく、合唱の部分などは生舞台の迫力を存分に味わえて、とても楽しい初オペラの夜となりました。

 

barbier1.JPG

















(写真は2枚とも舞台終わりのレベランス時に撮影したものです)

 

久々のオペラ座バレエを見に行きました。
この夜はバスティーユで。
上記日記タイトルが公演のタイトルで、3人の振付家の作品が演じられ、
古典からコンテンポラリーまでを通してみるという趣旨のものでした。

舞台はまず1番最初に、デフィレから始まりました。
デフィレというのは、バレエ学校の生徒達からオペラ座のエトワール達まで総勢で舞台に出てきて挨拶するものです。
ダンサー達というのは、歩くだけでも美しいですから、そんなのがゾロゾロ後から後からでてくると、なんとも豪華絢爛、美しくて楽しめるのです。

観客お気に入りのダンサーが登場するとさらに大きな拍手と歓声が上がります。
舞台はかなり遠くとも、常連ファンの皆さんは、お気に入りのダンサーはすぐに見分けがつくようですね。
ダンサー達は全員白の衣装、チュチュ、一部の小さな男の子達が黒いタイツ姿。
最後、全員が登場し終わったあと、バァァァッと全員が舞台に集合、一斉にポーズをとるのですが、
その様子がまるで、湖を覆い尽くす沢山の白鳥たち、それに混ざって少し黒鳥たち、、という感じなのです。
このシーンは圧巻です。すばらしく美しい。ああ、これぞバレエ、という感じ。

私はこのデフィレというのは普通シーズン開幕公演(毎年9月)のときだけと思っていました。
だからこんなに途中の期間にある公演で見られるとは思っていなかったので、
素敵なサプライズでした。

さて、演目のヌレエフ作品は、「ライモンダ」という作品から抜粋で一部。
これは「古典」の振り付けです。
わたしはまだこの作品をみたことがありませんでした。
フランスの南のほうの地方の名前をとったストーリーらしいのですが、
うもれていたのをヌレエフが振り付けして有名になったらしいです。

バランシン作品は少し新しくなる。
モダン、とでもいうのでしょうか。
人間の(?)四つの気質を表現し、ダンサーの動きは合わせ鏡のように対に振り付けした作品だそうです。
なかなか綺麗な踊りでした。


そしてフォーサイス作品、これはコンテンポラリー。
これがね、とてもよかったです。おもしろく、そして見ていて気分がよかった。
音楽は前半録音?で、バイオリンのシャコンヌ。
後半はピアノソロで、コンテンポラリー、でも知らない作曲家、少しリゲティに雰囲気の似たところのある曲でした。
雨音のようなピアノの音に合わせて、ダンサーの動きが、雨の雫のようにしとしと降っているようだったり、跳ねあがったようになったり、衣装もブルーだったのでなおさらに、雨のように見える場面があって、見ているとなんだか気持ちよくなってしまった。
音楽効果でしょうかねぇ。。。

このピアニスト、ベジャール作品などのモダン・コンテンポラリーではソロを担当する専属?のようです。
オーケストラボックスの中心にピアノが設置され、ピアニストは舞台に向かって座る配置。
この大きな舞台、大勢のダンサー達に合わせてたった一人でソロを弾くピアニスト。
指揮者もいない。
これって、、ピアノのリズムが崩れたらダンサーの踊りも崩れてしまうのでは?
指揮者並みのすごいリズム感持っているんだろうな、、、、と見ていて感心してしまいました。



この日の公演、古典のヌレエフで、なんとなくコール・ド・バレエを見ていたら、すごいこと(?!)を発見してしまった!

といっても想像にすぎないのですが、、(汗)

コール・ド・バレエって、主役の後ろにずらりと並んで立っていたり大勢で一緒の踊りをバックでする人達です。
動きがないときに、じっとひとつのポーズをとっている、、と思っていたけれど、
ようくみていたら、少し上げたままになっている腕の先、手だけが微妙にゆらゆらと動いているのですよ。
微妙に水を掻くように、というのか、宙をヒラヒラ舞うように、というのか、その、「白鳥の湖」のような、羽のような動きなんですが、手がそのように、目立たない程度に、ヒラヒラ動いているんです。
それが、全員ではなく、ちらほらと、一部の人達で、しかもバラバラに。
振り付けというのではなさそうで。
で、「上げたままになっている腕を休ませる」ためではないかと思ったわけなのです。

腕を一定時間中位に(肩より下あたり)上げたまま動かずに保つって結構キツイんですよね。
だからそういう筋肉の負担とか、痺れ(シロオトじゃあるまいしそんなワケない??)とか、そういうのを逃す効果があるのではないのか?!!!と、想像したのです。

これは凄い発見!な~んて自分で思いましたが、、
全然違っていたりしてね。(笑)



この日の公演、ヌレエフの古典も綺麗ですが、フォーサイスはまた違った心地よさがある。
古典バレエは形式美を堪能できる。
何度みても飽きない、形式美を愛でることの楽しさ。
コンテンポラリーには古典のような形式美を堪能する楽しみはない(と思う)
でも、もっと自然に、自由に、人間の奥深いところや自然などの現象を表現できるように思うので、だから心地よいのかもしれません。
メディテーションできるというか。

そんなことを思った公演でした。

↓は、フォーサイス作品のダンサー達、舞台おわり、レベランスの様子です。


P1020481.JPG



























「有名なロシアのバレリーナが最近亡くなったらしい」という話チラリを聞いた。

えっ、まさかマイヤ・プリセツカヤ?!とうとう・・?

プリセツカヤとは、高名なロシアのバレリーナ。
「瀕死の白鳥」がとても有名で、
一度東京で、生の舞台を見る機会がありました。

当時もう70歳もとうに過ぎているというのに、
白鳥のチュチュ姿、美しくひきしまってまっすぐな綺麗な足で、「瀕死の白鳥」をチェロの伴奏で踊りました。
とてもじゃないけれど、70過ぎには絶対に見えない美しいお姿でした。


で、ネットで調べてみると、どうやらマイヤ・プリセツカヤではないみたい。
プリセツカヤはまだ存命らしい。


そしてわかったのは、ナターリャ・ベスメルトノワというバレリーナが亡くなったということ。


ところでその亡くなったバレリーナの名前を知る前日、
人からバレエのDVDを頂いた。
ひとつはボリショイ(白鳥の湖)でもうひとつはパリオペラ座(バヤデール)。
このボリショイのDVDは相当古いみたいで色が褪せている。
きっとソ連時代の録画だね、なんて言いながら見ていたけれど、色はともかく、
もう、もう、美しいのなんのって。こういうの、一流というんですね、きっと。

動きが、なんというかエレガンスの極致。
パリオペラ座のバレエの2倍も3倍も綺麗でエレガント。そんな気がする。

コール・ド・バレエだって、ピタッと揃っていてすごい。
背の高さも見事に揃っていて、整然とし、幻想的な白鳥の湖が広がる。

それに比べてパリオペラ座のコール・ド・バレエは、結構バラバラなんですよ。
そして結構誰かが転倒したりする、、、。
初めて目撃した時はもうすごいびっくりした。

そして、やはりフランス人はロシア人に比べて小柄ですね。
足や手の長さも差があるような気がする。特にプリマ。
バレエはスタイルがとても重要だものね、、、。

このボリショイ、オーケストラもまたすごくいい演奏をしている。
バイオリンのソロの美しいこと!
クラリネットやトランペットのソロ・メロディーも惚れ惚れ!

なんだか何もかも、上等の舞台で感動です。

こんな完璧とも思える舞台、、これはソ連時代の賜物なのかもしれません。

まさに、芸術にとっては古きよきソ連時代の、ボリショイバレエ団のDVD。

このプリマバレリーナが、また凄い。
何が凄いかというと、腕と手。

腕の動きがまるで、羽のようです。
このバレリーナ、腕がすごく長くて手が異様に大きいのです。
ほんとうに白鳥が羽を羽ばたかせているように見えるのです!
凄いよ、これ。

初め彼女が舞台に登場して踊りだした時
「あれ???手がデカすぎない?いくらなんでも、、ひょっとしてつけ指とかつけ爪かなにかで大きくしているの?白鳥の役柄だから?」なんて思いながら疑惑の目を凝らして手を見ていました(笑)

見れば見るほど大きく見えて、、しまいには、気持ち悪いッ!て思うくらいに大きいんです。
これ絶対に作り物!なんて。

でも作り物だったらここまで神経行き届いた動きは出せないはずだしね、、
この手がホンモノだったら、このひと、白鳥専門かしら?他の役はできないんじゃない?なんて勝手なことを想像する始末。

そこでDVDに載っている名前をネットで検索してみました。

そして解った事が、まさに、今自分達が喜んで見ていたDVDの、プリマバレリーナこそが、最近亡くなったというナターリャ・ベスメルトノワその人だったのです。
(前置き長くなりましたね)
享年66歳だったそうです。


なんともいえない不思議な感慨、、。

記事によると、ソ連時代の人気プリマだったようです。
彼女は高い地位、報酬、居心地のよい環境を手に入れていたため、
またトップクラスの人気を誇りファンも沢山いたために
亡命も移住もせず、ロシアに住み続けたそうです。

さて、検索中にナターリャ・ベスメルトノワの写真集を見つけました。
その写真集の中の一枚、拝借してきました。

彼女の「手」が大きく写っています。

ああ、、あの手は、、、ホンモノだったんだ・・・。


bessm09.jpg







大きいでしょう??
この手がとても見事な動きでもって
ヒラヒラヒラ・・ふわふわふわ~~と、
舞うのですよ。。。











ナターリャ・ベスメルトノワの踊り「ボカリーズ」という題名のようです。

 なんだかこの動画、すごく癒される・・・。





ひょんなことから初めて知ったダンサーでしたが、、、世間ではとびきり一流の有名ダンサーでした。 



ご冥福をお祈り致します。

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