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大人のピアノ学習者です。 2006年1月より現在の先生に就いて基礎のやり直しを中心にレッスン受講を再開しました。
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本日のサル・プレイエル、不運な席でした・・

飛行機の座席とコンサートの座席は、こうして隣席の不運にあたってしまうことがありますねたらーっ(汗)


今夜の隣の女性はずっと咳していて・・がく~(落胆した顔)
遠慮のない咳のしかたで手もハンカチも口にあてないので、
ウイルスみたいな何か変なものがこっちにバンバンとびそうだし、
なによりも耳障りだったーーがまん顔


しかもコートとか、プログラムの紙がずりずり私のほうに落ちてきたりするのよね、、サイン送ってもぜーんぜんダメ。

そんな迷惑をさんざんかけたその人、

コンサートが終ったら
わたしの左隣の日本人女の子二人(通路側)がコートを着ている最中で移動をなかなかしなかったから、
彼女(わたしの右側)、早く自分が出たいからイラッとしてわたしを押しながら
ちょっと、すみませんっ!とキツイ調子の発声。

でも日本人の女の子二人組はその声に気付かなかったみたいで、
無視!状態(笑)
わたしも、反応一切しないでやった。
自分が迷惑かけてることは、一切気付かないくせにねーー
フランス人の自分本位が鼻につくこの頃です。
(そうじゃない人ももちろんいますが)

愚痴で始まってすみませんでしたがく~(落胆した顔)



本題ですたらーっ(汗)


ニコライ・ルガンスキー。
よく名前を目にする気になっていたピアニストの一人でした。
舞台にでてきたら、スラッと細身の、なかなか(遠目にですが)可愛い男の子でした揺れるハート

うーーん考えてみれば、ピアノを聴きにいくのはここのところポリーニ大王が多かった。

だから久々にこういう若い青年をみると、、なかなかフレッシュで気持ちがよい!(笑)

で、ニコライ君が弾いたのはシューマンのピアノ協奏曲です。

曲の滑り出しから、クリアーな物言い、という感じがしました。
ハッキリしている。

全体的にとても綺麗なピアノでした。とてもクリアーで、品がよくて、ロマンチックなんです。スレンダーな燕尾服姿とあいまってとっても素敵でした。

1楽章で一瞬、チャイコフスキーのカデンツァを聴いたような錯覚が・・。

いつかこの人のロシアもの、聞いてみたいな。

何度もカーテンコール。皆、アンコールを求める拍手を始めました。
根負け?してニコライ君はアンコールを1曲弾いてくれました。

しかし、このアンコールの曲名がわかりません。
曲は有名だと思うのですが、、でてこない~。
なので、後日判明することがあったら追記しますね。


プログラム後半はシュトラウスの「アルプス交響曲」です。

スイスアルプス、大好き!と楽しみにしていました。
また、このオーケストラも昔アンセルメ指揮の時代に日本で有名だったことを覚えていますから、ナマをきけることも楽しみにしていたのです。

初めの「夜」から「夜明け」、不思議な表現、素敵でした。
(しかしここで隣の咳が酷くなり、何度も演奏に入り込んでいるところを引きずりだされてしまい、集中できなくなっていった・・ムカッ)


朝の描写以降に、ガラーンガラーンチャペルと、あの、アルプスの牛が首に下げている鐘の音が出てきました。

スイスロマンド交響楽団
この人達、スイスから来たんだよね、、、

ガラーン、ガラーン、チャペル

なんだか、ローカルだわ、、なんて考えがあらぬ方向へ・・

風の音もあったり
いろいろな描写がありました、

でも、後半はもうあまり、集中できていませんでした。

一刻も早く自分の耳のよこで続く咳の音から開放されたい、、
そんなことを考えてしまって。


コンサートが終ってロビーにでてみると、なんと、ルガンスキーがサイン会を開いているではないですか。

わたし、サイン会なんて初めてみました。
だから、いそいそと列に並びましたよ。

ニコライ君、疲れていたようで、
自動的にサッサとどんどんサインを入れていきます。

勇気をだして「イット・ワズ・ソーー・ビューティフルーー」と言ったんですが、「あーもうわかったよぉー」という表情で次っ!というそぶりをされてしまった涙
あー疲れていたのねー、仕方ないねー涙

疲れているところ可哀想だけれど、
若い人はこうやってサイン会してくれるからいいよね。

ポリーニ大王は、こんなことしてくれたためしなし。
一度でよいからサインがいただきたいのですが。
やはり雲の上のお人なのですね。

で、家に帰ってきて、、


実は、ニコライ君のシューマンのコンチェルト、
とても綺麗だったのですが、

なにかこう、いまひとつ「ドロッ」が足りない気がして。

それでYOU TUBEでアルゲリッチのコンチェルトを聴いてしまいましたよ。

うん、これだぁ。
やっとピリッとワサビがついだぞ。

うーーん、、、、
こうしてコンサート直後にすぐに別の演奏を聞いてしまう、というのは、、
やはり大王とは違うところではありました。
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